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フライングスタートが響き9位に終わる。

2009.07.12

7月12日、快晴の鈴鹿サーキットでフォーミュラ・ニッポンの第5戦の決勝が行われた。開幕戦の富士以来のドライレースとなった鈴鹿はスタートで大きな波乱が待っていた。5人の選手がジャンプスタートと判定され、ドライブスルーペナルティが科されたのだ。予選で3番手を獲得し、スタート直後から4番手につけていた広大も、ペナルティによって後方にポジションを落としてしまった。その後、広大はトムスのマシンを抜く場面もあったが、最終的には9位でフィニッシュ。惜しくも入賞を逃している。レース後の広大は以下のようにコメントしている。

「本当に久しぶりのドライレースだったので、何とかいい結果を出したいと思っていたのですが、うまくまとめきることができませんでした。スタートは、レッドランプが消えるまでの間に、マシンがちょっとだけ動いてしまった。それでフライングをとられてしまいました。すごく残念です。そのあとは、マシンが重い状態の時に少しがんばり過ぎて、フロントタイヤを痛めてしまった。それでペースを上げることができませんでした。不完全燃焼のレースで、うまく歯車が噛み合わなかった、としか言いようがないです。次のもてぎではきちんとマシンと自分の力を発揮し、結果を残したいと思います」