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マスターズF3の予選は4番手。

2008.08.09

8月8日、ベルギーのゾルダー・サーキットで『2008 RTL GPマスターズF3』が開幕した。初日のテストセッションは雨に見舞われたが、土曜日の予選は完全なドライコンディションとなった。「ゾルダーを走るのは初めて。でもF1を目指すなら、どんなコース、マシンでもすぐに速く走れなければなりませんからね。それにマカオと同様に一発勝負なので、思い切って勝負します」と語っていた広大。予選は2回のセッションで行われたが、広大は安定したパフォーマンスを発揮する。そして1回目の走行では1分24秒586、2回目は1分24秒813のベストタイムを叩き出す。この結果、広大は総合4番手のグリッドを獲得している。

ポール・ポジションを獲得したのは、昨年のマスターズF3の覇者、N・ヒュルケンベルグ(ART Grand Prix)。決勝で、広大はヒュルゲンベルグや予選2番手のJ・ビアンキ(ART Grand Prix)らと、第18回のマスターズF3の頂点を競うことになる。予選の走りについて、広大はこう語っている。

「ベストタイムを出した周回は、セクター1で最速タイムを出せました。でもセクター2でミスをして、コンマ6秒ほど失ってしまいました。それがなかったらポールポジションを取れたと思うので、すごく残念です。でもニュルブルクリンクのあと、チームがいい形でマシンを仕上げてくれたので、走り始めからすごくいい感じだった。それにゾルダーは僕の好きなタイプのコースです。明日は優勝を狙っていきます」