快晴のツインリンクもてぎで全日本F3選手権の第6戦が開催された。前日のレースで今季初の表彰台を獲得した広大のスターティンググリッドは7番。広大はスタートでやや出遅れたが、1コーナーで2台のマシンをパス。さらに3〜4コーナーでもマシンを抜き、5番手につける。その後、前を走るチームメイトの伊沢拓也を追っていく。しかしオーバーテイクの難しいもてぎでは前に出ることができず、我慢のレースが続く。その後、ポールポジションからスタートしたO・ジャービスがドライブスルーペナルティで順位を下げたため4位に浮上、そのままの位置関係でフィニッシュしている。
広大はレース後、「昨年はもてぎで初のポールポジションを獲得してから、波に乗って戦うことができました。今回も初めてポールポジションを獲得し、表彰台にも上がることができました。3位と4位という結果は満足はしていませんが、今シーズンのベストリザルトになります。シーズンは長いので、まだチャンピオンを獲得できると思っていますが、そろそろ勝たないとチャンピオンは難しくなってくる。次の岡山では優勝したいです」と語っている。