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作戦がピタリと決まり、今季初優勝を達成!

2007.06.10

6月10日、岡山国際サーキットで開催された全日本F3選手権第8戦で広大は今季初優勝を達成した。スタート直前に雨が降り、セーフティカー先導でレースは始まった。全車ドライタイヤでスタートしたが、2周目に予選3番手のR・ストレイトがピットインしてレインタイヤに交換。すると、他のマシンも次々とタイヤのためにピットに入っていく。しかし広大とトムスの大嶋はドライのままで走行を重ねていく。5周目にセーフティカーがコースを離れるが、雨は強いまま。広大はトップに立っていたが、次々とポジションを落とすという苦しい展開となる。

しかし7周目を過ぎると、今度は太陽が顔をだす。コースは徐々にドライになり、8位までポジションを落とした広大も追い上げを開始。マシンを次々とパスし、16周目にトップに立った広大は、最速ラップをたたき出しながら、後続のマシンを引き離す。広大はそのままチェッカーを受け、今季初勝利をあげた。

広大はレース後、「やっと勝てました。これまで苦しい戦いが続き、結果を出すことができずに、田中監督や金石オーナー、ファンのみんなにつらい思いをさせました。でも、ようやく表彰台の中央に立つことができて、本当にうれしいです。次の鈴鹿は昨年も優勝しています。このまま勢いに乗って、次も勝ちたいです!」と語っている。