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スタートに失敗し、2連勝を逃す。

2006.07.09

7月9日、鈴鹿サーキットで全日本F3選手権第10戦が開催された。ポールポジションにつけた広大だったが、スタートの際、エンジンをストール。何とかエンジンを再始動させてスタートするが、1周目で12位まで順位を落としてしまう。その後は、前日のように最速ラップを連発して上位のマシンに迫り、周回を重ねるごとに順位を上げていく。レース中盤には一時、雨も降ってくるが、広大の勢いは止まらず、最終ラップには2位まで順位を上げた。しかしスタートのミスが響き、2連勝はならなかった。優勝は伊沢拓也選手だった。

広大はレース後、「最悪のスタートになってしまった。そんな中でも何とか2位まで順位を上げて、レースをまとめることができました。シーズンの折り返しだったので、流れを変えたいと思っていましたが、完全に自分のほうに持ってくることができなかった。でも今、ダメな点はスタートだけだとわかったので、そこを何とか改善して、後半戦を戦っていきたいです」と語っている。