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スーパーGT最終戦もてぎを終えて

2025.11.04

11月2日、栃木県のモビリティリゾートもてぎで、2025スーパーGT最終戦となる第8戦の決勝が行われ、塚越広大と小出峻選手のAstemo CIVIC TYPE R-GTは13位でした。この結果、塚越広大と小出峻選手がドライバーズランキング11位、17号車のAstemo REAL RACINGはチームランキング10位でシーズンを終えています。塚越広大は最終戦と2025年シーズンを振り返り、以下のようにコメントしています。

「今回の持ち込みのセットアップのバランスは悪くなかったですが、ポテンシャルが低くて、それに対策して予選に臨みました。でもポテンシャルを引き上げることができず、予選15番手という厳しい結果に終わってしまいました。

決勝に向けては、その足りない部分を埋めるためにセッティングも変更して臨んだ結果、マシンのフィーリングは予選に比べて良くなりました。実際にペースは悪くなかったと思いますし、ピット作業でのチームは素晴らしい作業をしてくれ、いいポジションで送り出してくれました。

そこからのペースも集団に追い付いて、何台かオーバーテイクをして順位を上げることができました。でも、その集団を抜け出すことができず、アクシデントに巻き込まれてしまいました。その後もポジションをあげることができず、苦しい展開になってしました。

いくつか分岐点があったと思いますが、そのタイミングできちんと自分のやるべきことを遂行できなかったというのが悔しいですね。流れを引き込むことができませんでした。

今シーズンはクルマの方向性を変えたりして、いろいろと自分たちなりに試みをしたのですが、結果に結びつけることができる状況に持ち込むことができませんでした。SUGOで表彰台に上がることができましたが、自分たちの実力でつかみ取ったものというよりは、展開に恵まれたというところがあったと思いますので、今シーズンは自分たちの力を発揮できなかったというか、力を高めることができなかった。そういう意味では悔しいですし、歯がゆいシーズンでした。

今年はスーパーGT参戦17周年ということで、タイトルを獲得するという強い気持ちでシーズンに臨んでいました。そんな大事なシーズンだったのに、不甲斐ない結果に終わってしまい、本当に残念という言葉しかないです。

今のスーパーGTでトップを取るためには自分自身もチームもアップデートしなければならない点があると感じています。そこを今オフにはチームとともにしっかりと対応していく必要があると思います。

最後に今シーズンもたくさんの方からご応援をいただき、本当にありがとうございました。皆さんの声援は本当に力になりました。今後も引き続きご支援をよろしくお願いします」