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スーパーGT第3戦セパンを終えて

2025.06.30

6月28日、マレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで2025スーパーGT第3戦『SUPER GT MALAYSIA FESTIVAL 2025』の決勝が行われました。2013年以来となるセパンでのイベントでしたが、塚越広大と小出峻選手がドライブするAstemo CIVIC TYPE R-GTは4位でフィニッシュしました。

表彰台にはあと一歩届きませんでしたが、塚越広大は「いい手ごたえを感じることができました」と語り、以下のようにレースを振り返っています。

「木曜日に行われたフリー走行は14番手に終わり、反省点がたくさんありましたが、そこから予選までにしっかりとクルマを合わせこむことができました。その点はすごく良かったと思いますし、自分が担当した予選のQ1では2番手に入ることができました。

決勝に関してもマシンは悪い状況ではなく、単独ではいいぺースで走れていたと思います。ただライバルをどんどん追い抜いてポジションを上げていくだけのペースはなかったですね。それでもフリー走行からクルマとタイヤをコンディションに合わせこんで今シーズンベストの4位という結果を残すことができました。

今シーズン、開幕の2戦は厳しいレースが続き、自信を持って走れるような状況ではありませんでした。でも今回のセパンは速さを示すことができ、前進できたと感じることができました。そういう意味では手ごたえのある一戦でしたし、これからのシーズンに向けて弾みとなるレースになったと思います。

セパンで走るのは久しぶりでしたが、日本にはないレイアウトですし、新鮮で楽しかったです。お客さんも結構来てくれ、金曜日のピットウォークはすごく多くの方が集まってくれました。KEIHIN時代にも応援していたというファンも来てくれ、すごくうれしかったです。決勝のグラウンドスタンドもかなり埋まっていましたし、これからもマレーシア以外ではタイなど、いろんな国でレースをしてみたいですね。

次の富士(8月2日~3日)は従来とフォーマットが異なります。ドライバー交代、タイヤ交換、燃料補給を行わないスプリントレースで、土曜と日曜にそれぞれ予選と決勝が実施されますが、しっかり準備をして反撃するつもりです。優勝してチャンピオン争いに加わり、いい流れで後半戦に向かっていきたいです!」