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スーパーGT第6戦SUGOを終えて

2024.09.24

9月22日、宮城県のスポーツランドSUGOで、2024スーパーGT第6戦の決勝が行われ、塚越広大と太田格之進選手のAstemo CIVIC TYPE R-GTは7位でした。レース後の塚越広大は以下のようにコメントしています。

「予選は雨が強く降っており、天候の回復が見込めないためキャンセルになってしまいましたが、フリー走行の段階でもし予選がキャンセルになった場合はフリー走行のタイムが決勝レースのスターティンググリッドに採用される可能性があることは聞いていました。

だからフリー走行でもタイムを出そうと思って走行していました。ただ、雨量が少ない時のフィーリングは悪くなかったのですが、雨量が多い時はあまりよくありませんでした。結果的に10番手からスタートすることになりました。

決勝はスタートドライバーを担当しましたが、レインタイヤでレースが始まりました。クルマはウエットでもドライでも対応できるようにセットアップしていましたし、いいぺースで走ることができました。数台オーバーテイクをして、トップのマシンのすぐ後ろを走行していたタイミング(41周目)でGT300クラスのマシンがコース上でストップし、各車がピットインのタイミングを迎えました。

でもチームとのコミュニケーションがうまくできなかったこともあり、狭く混乱するピットロードで他チームのタイヤに接触。さらにピット作業にも時間がかかってしまい、コースに復帰すると大きく順位を下げてしまいました。

その後、他チームのタイヤに接触したことでドライブスルーペナルティの裁定が下りましたが、最終的にチームメイトの太田(格之進)選手が7位でフィニッシュしました。ペナルティが科された状況では、ベストの結果だったと思いますが、レース序盤からいいペースで走り、優勝を狙える位置まで順位を上げていたので、残念でなりません。

とはいえ、前回の富士も今回のSUGOもレースのパフォーマンスはもうちょっと改善しなければならないと思っています。そこらへんはチームとともにしっかりと準備したいです。次のオートポリスは3時間レースで長いので、決勝のスピードが非常に大事になってきます。オートポリスはサクセスウェイトが52kgになりますが、クルマの調子さえよければ勝てるサーキットです。チャンピオン獲得はあきらめていません。オートポリスで優勝できるように、チームとともにしっかりと準備を尽くします!」