9月22日、宮城県のスポーツランドSUGOで、2024スーパーGT第6戦の決勝が行われ、塚越広大と太田格之進選手のAstemo CIVIC TYPE R-GTは7位でした。
第5戦鈴鹿が台風の影響で12月に延期され約1ヶ月半ぶりのレースとなったSUGO大会でしたが、この週末も雨に翻弄され土曜日の予選は中止、決勝はディレイとなって当初の予定より約50分遅れてスタートしました。
前戦を終えドライバーズランキング9位で22ポイントを獲得してるAstemo CIVIC TYPE R-GTの今大会のサクセスウエイトは44kg。予選がキャンセルされ、スターティンググリッドは公式練習の順位となりAstemo CIVIC TYPE R-GTは10番手。決勝スタート時、朝から降り続いていた雨は上がっていましたが路面は完全に乾き切ってなく、GT500クラスは全車レインタイヤを装着、レースはセーフティカー先導で始まりました。
3周目終了時にセーフティカーは退き、4周目から本格的にスタート。スタートドライバーの塚越広大は序盤から積極的にオーバーテイクを重ね、9周目には4番手に上がりました。10周目頃から少し雨が降り始めてきましたが、Astemo CIVIC TYPE R-GTのペースは順調で18周目の最終コーナーで12号車を、さらに19周目には38号車をパスして2番手に浮上。その後、23周目に14号車にパスされて3番手に後退しました。
26周目、GT300クラスの接触によりセーフティカーが導入され、31周終了時にセーフティカーは退きレース再開。リスタートと同時にGT500クラスでは2台がピットストップを行いました。
Astemo CIVIC TYPE R-GTは32周目に37号車にパスされて4番手に後退していましたが、36周目にはスープラ勢3台によるトップ争いの集団に追いついて4台は集団で走行。そして、37周目の最終コーナーで36号車をパスして3番手上がりました。
42周目、GT300クラスの車両がクラッシュ。このタイミングで多くのマシンがピットストップに向かいました。ここでAstemo CIVIC TYPE R-GTも給油とレインからスリックへのタイヤ交換を行い太田選手に交代しました。また、車両撤去のため導入されていたフルコースイエロー(FCY)はセーフティカー(SC)に変わりました。
コースに戻ったAstemo CIVIC TYPE R-GTは9番手。レースは50周目に再開され、リスタートでAstemo CIVIC TYPE R-GTは10番手に後退しましたが、その後はオーバーテイクや他車のピットストップにより58周目には4番手まで順位を上げていました。しかし、ピット作業違反によりドライブスルーペナルティが提示され残り6周でペナルティを消化。8番手に後退しましたが、太田選手は84周目に1台をパスしてAstemo CIVIC TYPE R-GTは7位でフィニッシュしました。