4月14日(日)、SUPER GT第1戦『OKAYAMA GT 300km RACE』の決勝レースが岡山国際サーキット(1周3,703m×82周)で行われました。塚越広大が太田格之進選手とともにドライブする17号車のAstemo CIVIC TYPE R-GTは、スタート直後のリボルバーコーナーの立ち上がりでスピンを喫したマシンを回避しようとしましたが避けられずに追突。マシンにダメージを受け、リタイアに終わりました。レース後の塚越広大は以下のようにコメントしています。
「シーズンオフのテストのデータをもとに、さまざまな準備をして開幕戦に臨みました。走り始めはあまりいいフィーリングをつかむことができず、予選までにマシンを合わせこむことに集中したのですが、うまくいきませんでした。結果、10番手からのスタートとなりました。
決勝ではスタート直後に避けられないアクシデントに巻き込まれ、リタイアに終わりました。あの事故は仕方がないと思っていますが、予選でパフォーマンスをしっかりと出せなかったのが大きかった。もっとポテンシャルを引き出すことができれば、もっと前からスタートでき、アクシデントに巻き込まれることはなかったのかなと思っています。
予選のQ1でしっかりとタイムを出すことが大事です。いつも言っていますが、そこが地力の速さです。まずはしっかりとマシンの速さを出せるようにならなければ、勝負にはなりません。
開幕戦の岡山はCIVIC TYPE R-GTでの初めてのレースだったので、少しでも長く走って、マシンのいろんな状況を把握し、データも集めたかった。それができなかったのは残念です。次の富士(5月3日~4日)に向けてはホンダ陣営の他のマシンの状況を参考にしながら、しっかりとチームとともに準備を進めていきたいと思っています」