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スーパーGT第6戦SUGOは12位

2022.09.18

9月18日、宮城県のスポーツランドSUGOで2022スーパーGT第6戦の決勝が行われ、塚越広大と松下信治選手のAstemo NSX-GTは12位でした。

第6戦でのAstemo NSX-GTのサクセスウエイトは68kg(燃料流量リストリクター2段階ダウン、ウエイト34kg)です。決勝開始の天候は曇りで、予選5番手のAstemo NSX-GTは、23号車のグリッド降格により4番グリッドからのスタートになりました。

スタートドライバーは松下選手が担当。オープニングラップで後方のGT300クラスがクラッシュしてセーフティカーが導入され、4周目のレース再開後もAstemo NSX-GTは4番手につけていました。すると14周目あたりから雨が降り始め、ドライからウエットにタイヤ交換するマシンが続出。この間、Astemo NSX-GTはステイアウトしてトップに立ちました。しかし、路面は滑りやすくドライタイヤでは厳しくなり、Astemo NSX-GTは3番手に後退した17周目にウエットタイヤに交換しました。

コースに戻ったAstemo NSX-GTは10番手。19周目にはGT300クラスのコースオフによりフルコースイエロー(FCY)が一時導入されました。そして、周回数が3分の1を過ぎた29周目からGT500クラスでもルーティンのピットストップが始まり、Astemo NSX-GTは33周目にピットストップを行い給油とタイヤ交換、ドライバー交代とルーティン作業を行いました。

塚越広大に交代したAstemo NSX-GTは12番手でコースに復帰。その後、44周目あたりで雨は止み路面が少しずつ乾き始めると、46周目に3回目のピットストップを行いレインからドライタイヤにスイッチ。終盤の70周目頃から再び雨が少し落ち始めましたが、Astemo NSX-GTはそのまま12位でチェッカーを受けました。

塚越広大「予選はサクセスウェイトを考慮すれば、Q1を突破することが最初の目標でした。リストリクターが2段階絞られている状況でしたが、セットアップをうまくまとめ、Q1を突破。最終的には予選5番手で(他車のグリッド降格により)4番手スタートという好位置につけることができました。でも決勝は厳しいレースとなってしまいました。

スタートしてドライコンディションでは順調に走れていたのですが、雨が降り始めウエットになると、無線が聞こえなくなるというトラブルに見舞われてしまいました。そのため最初のピットストップのタイミングが遅れてしまいました。その後もコンディションが変わる中で無線のトラブルは痛手となりました。また僕たちの選択したウエットタイヤもうまくコンディションに合わず、苦しいレースになってしまいました。

チャンピオン争いを考えると、残りの2戦は2連勝しなければなりません。まずは次回のオートポリスでしっかりと結果を残し、ランキング首位との差を確実に詰め、最終戦でチャンピオンを狙えるようにチームとともに戦っていきます」

Photo: © GTA