9月12日(日)、スーパーGT第5戦『SUGO GT 300km RACE』の決勝が宮城県のスポーツランドSUGOで開催されました。塚越広大とベルトラン・バゲット選手がドライブするAstemo NSX-GTは、今大会で優勝した12号車と争う場面もありましたが、最終的には3位でゴール。今シーズン2度目の表彰台に立ちました。レース後の塚越広大は以下のようにコメントしています。
「今回は予選でQ1を担当することになり、Q2に進出することが僕の役目で、それを果たすことができました。Q2を走行したバゲット選手も4番手のタイムを出し、いい流れで決勝に臨むことができました。
重いサクセスウェイトにもかかわらず、決勝は3位表彰台でフィニッシュすることができ、結果としては悪くなかったと思います。ただ今回のSUGOでは前のマシンを追いつき、ポジションを上げるだけのペースがありませんでした。
タイヤ交換をした後、35周目には12号車に追い抜きを仕掛けたのですが、ポジションを上げることができませんでした。その後、フルコースイエロー(FCY)の解除のタイミングでの再スタートに手間取り、タイトルを争うライバルに先行され、そこから抜き返すことができませんでした。決勝のペース改善が僕たちにとっての課題だと思います。
結果的に、課題と反省の多いレースになってしまいました。それでもランキングではチャンピオンを狙える位置につけていると思います。次のオートポリス(決勝10月24日)も、サクセスウェイトが重くても上位入賞できるチャンスがあるサーキットです。僕たちにとってはチャンピオンを獲得する上で重要な一戦になります。今回の反省を生かして、しっかりと結果を残せるようにしっかりと準備していきます」