8月22日、三重県の鈴鹿サーキットで2021スーパーGT第3戦の決勝が行われ、塚越広大とベルトラン・バゲット選手のAstemo NSX-GTは7位でした。
第3戦鈴鹿は当初5月29、30日に開催予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で延期され、第4戦もてぎが先に開催され、今季4大会目として行われました。
現在、26ポイントを獲得してシリーズランキング5位につけるAstemo NSX-GTはサクセスウエイト52kg(燃料流量リストリクターを1段階絞って実搭載は35kg)。予選6番手からスタートドライバーはバゲット選手が務めました。
決勝はドライコンディションでスタートし、Astemo NSX-GTは2周目に9番手に後退しました。6周目、トップ走行中のマシンがシケインでクラッシュしてフルコースイエロー(FCY)が導入され、その後セーフティカー(SC)に変わりました。このアクシデントによりAstemo NSX-GTは1つポジションを上げて8番手。レースは12周目に再開され、18周目からはルーティンのピットストップが始まりました。
20周目、Astemo NSX-GTはピットストップを行いバゲット選手から塚越広大にチェンジして10番手でコースに復帰。GT500クラス全車がピットストップを終えた26周目には5番手に浮上しましたが、レース後半は接戦となり28周目から少しずつ順位を下げて31周目に8番手に後退。43周目に1台をオーバーテイクして7番手に上がり、47周目のシケインで前車に仕掛けましたが行き場を失い一瞬失速。逆に1つ順位を下げました。しかし、50周目の2コーナーで先行するマシンが膨らんだ際に前に出ると最後はポジションを守ってAstemo NSX-GTは7位でフィニッシュしました。