10月25日、三重県の鈴鹿サーキットで2020スーパーGT第6戦の決勝が行われ、塚越広大とベルトラン・バゲット選手のKEIHIN NSX-GTは10位でした。
KEIHIN NSX-GTは現在ドライバーズランキング3位で44ポイントを獲得してウエイトハンデが累計88kg(積載ウエイトと燃料リストリクター制限が3段階)。レギュレーションにより次戦はハーフウエイト、最終戦はノーウエイトになるため今大会がシーズンで最も重い状態でのレースになります。
また、今大会は塚越広大にとってGT参戦100戦目という節目のレースです。
予選9番手のKEIHIN NSX-GTはバゲット選手がスタートドライバーを担当。序盤は9番手を走行していましたが11周目には13番手。16周目に1台がスローパンクチャしてKEIHIN NSX-GTは12番手につけました。
18周目、KEIHIN NSX-GTはピットストップを行い塚越広大に代わってコースイン。しかし、GT300クラスのコースオフにより22周目からセーフティカーが導入されました。この時点でKEIHIN NSX-GTは12番手で、レースは27周目に再開されました。
リスタート後、KEIHIN NSX-GTは27周目の130Rでのバトルの際に行き場を失いオーバーランして一度はポジションを下げましたが、37周目には11番手に上がると、46周目のS字でオーバーテイクを決めて10番手に浮上。そのまま10位でフィニッシュして、KEIHIN NSX-GTは貴重なポイントを獲得しました。