4月23日、三重県の鈴鹿サーキットで2017全日本スーパーフォーミュラ選手権第1戦の決勝が行われ、REAL RACINGの塚越広大は6位でした。
今回のレースは周回数35周で、1本以上のタイヤ交換が義務付けられており、早い段階で多くのマシンがピットに向かいます。その際、給油の有無、タイヤ交換も1本のみ、2本交換、4本交換などチームによって戦略は別れ、序盤で順位が動きました。
予選5番手の塚越広大は序盤ではピットに入らず、一旦順位が落ち着いた5周目には3番手に浮上、ファステストラップをマークしながら周回を重ねました。そして、20周目終了時にピットストップし、4本のタイヤ交換と給油作業を行いました。直後の22周目、コース上でストップしたマシン回収のためセーフティカー導入へ。塚越広大は6番手でリスタートを迎え、そのままのポジションでフィニッシュ。6位入賞でポイントを獲得しました。
塚越広大「シーズンオフのテストから考えると、今回は最後まできちんとレースができましたし、ポイントも獲得できたという点では、良いレースでした。完走できたおかげでわかったこともあったりと、いろいろな意味で収穫があったレースです。スタートでポジションを落としてしまったのですが、途中、速いペースで走ることができたのは良かったですね。ただ、マシンのオーバーステアがきつくて、それ以上タイムが上げられなかったので、次の岡山に向けてはセットアップを改善し、さらに良い結果を残せるよう、チームと一緒に準備を進めていきたいと思います。」