三重県の鈴鹿サーキットで行われたスーパーGT第6戦「45th International SUZUKA 1000km」で、塚越広大と小暮選手のKEIHIN NSX CONCEPT-GTは予選6番手、決勝10位でした。
塚越広大「今回の鈴鹿1000kmは走り始めから、あまり調子がよくありませんでした。前回の富士や、その前のSUGOのような勢いを感じることができませんでした。予選ではQ1を突破するのは容易ではないと思っていましたが、自分が任されたQ1で8番手のタイムを出し、Q2に進むことができました。
決勝は6番手からスタートした小暮さんがいいペースで周回を重ね、最初のピットインの直前には4番手までポジションを上げることができました。ただ、ピットでタイヤを変えたあとは、思うようなペースで走ることができませんでした。また僕たちは、2回目以降のスティントを引っ張って、最後のスティントを短くするという戦略だったのですが、セーフティカーがコースに入ったことで、この作戦がうまく機能しなかったことも残念でした。
ただ最後のスティントはいいペースで走ることができ、長いレースをフィニッシュし、ポイントを獲得することができました。もちろん、この結果には満足していませんが、今回のレースで得たデータを、次のタイでのレースにしっかりと活かせるようにしたいと思います」