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「大クラッシュでしたが、本当に好運だった」

2016.03.15

3月12日、13日に三重県の鈴鹿サーキットで「モータースポーツファン感謝デー」が開催されました。その中で、全日本スーパーフォーミュラ選手権のスペシャルテストランとオープニングラップが行われました。また、翌14日から2日間の日程でスーパーフォーミュラ公式テストも始まりました。しかし、ウェットコンディションとなった14日のセッションでREAL RACINGの塚越広大はクラッシュ。15日の公式テストには出走しませんでした。

塚越広大「テストランに公式テスト、スーパーフォーミュラのマシンに乗るのは今年初めてだったので楽しみにしていたのですが、公式テストの初日は雨。ウェットでのマシンの状況は悪くはなかったのですが、小暮さんのマシンに接触して、マシンが横転するほどの大クラッシュに見舞われました。
なんとか自力でマシンから降りることができ、身体のほうは軽い打撲ぐらいで済みました。でもマシンがモノコックまでダメージを受けていたので、2日目の走行はできませんでした。

今回は、久しぶりにスーパーフォーミュラのマシンに乗れたので良しとします。それに、ピットに戻ったあとに事故の映像を見たのですが、自分でもびっくりするぐらいの大きなクラッシュでした。それでも身体には大きなダメージがなかったので、本当にラッキーだったと思っています。これで今年の悪運をすべて振り払うことができ、スーパーGTで新たにコンビを組む小暮さんとも今まで以上に仲良くなることができたと前向きに考えています(笑)。

今週末からまたスーパーGTのテストが始まりますが、そこではマシンをドライブする予定です。とにかく今はゆっくり休んで、これからのテストに集中したいと思います」