8月23日、栃木県のツインリンクもてぎで、スーパーフォーミュラ第4戦の決勝が行われ、REAL RACINGの塚越広大はリタイアに終わりました。
決勝スタート時の天候は曇り。昼過ぎに降った雨の影響で路面の一部が乾ききってはいないものの全車スリックタイヤを装着してレースはスタートしました。15番グリッドの塚越広大は好スタートを決めて、3台並ぶ形で1〜2コーナーに進入しましたが、一番外側にいた塚越広大は内側のマシンに弾き出されるような形でコースオフ。このアクシデントによってマシンにダメージを負い、その先の3コーナーでストップ。地元もてぎでのレースはリタイアという結果でした。
塚越広大「スタートして、順位を上げるためには多少のリスクを犯しででもアウト側から行くしかありませんでした。しかし他のマシンに接触され、フロントウイングにダメージを受け、グラベルの上に押し出されてしまいました。なんとかピットまで戻ろうとしましたが、無理でした。
せっかく地元のレースだったのに、結果を出せなかっただけでなく、1周も走行できず本当に残念です。いつも言っていますが、予選で前に行けなかったことが悔やまれます。今回は自分なりにベストだと思うセットを試し、走ってみたのですが、これまでの悪い流れを変えるようなパフォーマンスを発揮できませんでした。
これからの後半戦は、昨シーズンの終盤のようないい流れをもう一度引き寄せたいと思います。そのためにもチームとともに今回のレースをしっかりと分析し、できることは何でもやっていこうと思っています」