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スーパーフォーミュラもてぎ&鈴鹿1000kmへの意気込みを語る

2015.08.11

スーパーGT第4戦の富士が終わったばかりですが、この8月は塚越広大にとって重要なレースが続きます。8月22日~23日には地元のツインリンクもてぎでスーパーフォーミュラの第4戦が、翌週には鈴鹿サーキットでスーパーGT第5戦の『鈴鹿1000km』が開催されます。

夏休み期間中ということもあり、サーキットに応援に行かれる方も多いと思いますが、広大に両レースにかける意気込みを聞きました。まずは富士で終わったばかりのスーパーGTについて語ってもらいました。

「スーパーGT第4戦の富士は走り始めから、決して調子は悪くありませんでした。でも予選はすごく接近戦となり、自分たちの選んだタイヤが少しかためだったこともあり、Q1を突破することができませんでした。今回のレースを振り返ると、この予選結果が(13位)響いてしまったかなと感じています。

決勝はスタートドライバーをつとめた武藤さんがポジションを上げて、僕につないでくれました。ピットインのタイミングでややポジションを落としましたが、すぐに数台を抜いて、7番手まで浮上。小暮さんとバトルをすることになりました。いったん小暮さんの前に出ることができたのですが、その後、15号車に後ろから接触されてスピン。タイムをロスしてしまいました。レース終盤はタイヤ的にも厳しくなり、思うようにタイムをあげることができませんでしたが、もっとも予選で前のポジションにつけることができれば、上位入賞のチャンスがあっただけに、非常に悔やまれます。

次のレースは鈴鹿1000kmです。富士ではもっとポイントを稼いでおきたかったのですが、去年の1000kmはウェイトを積んだ状態でもいい走りができていましたので、期待しています」

今シーズンのスーパーフォーミュラは、不運なトラブルやアクシデントもあり、いまだ入賞はありません。それでも広大は後半戦のスタートとなる地元もてぎのレースからの巻き返しを狙っています。

「スーパーフォーミュラに関しては、シーズンの前半戦は苦戦しました。その原因をチームとともに探ってきましたが、自分の中でセットアップに関してずっと試してみたかったことがあります。それをチームとともに検証し、次のもてぎでは、セットアップに関して新しいトライする予定になっています。その結果がどうなるのか、早く確かめたいです。

もちろん、もてぎは地元のレースとなりますので、今シーズンのベストの走りをしたいです。そのためにも、スーパーGTと同様に予選の結果が重要となります。まずは土曜日の予選でいいポジションを獲得できるように、全力で戦っていきます」