News/ニュース

スーパーGT第6戦富士で2位表彰台に立つ。

2013.09.08

9月8日、静岡県の富士スピードウェイでスーパーGT第6戦の決勝が行われ、塚越広大と金石選手のKEIHIN HSV-010は、開幕戦以来の2位表彰台を獲得した。

8番手スタートのKEIHIN HSV-010は金石選手がスタートドライバーを担当。ポジションをキープしたまま周回を重ねていたが、19周目に32号車がクラッシュ。このアクシデントによりセーフティカーが導入された。このセーフティカーランの間に多くのマシンがルーティンピットストップを敢行。KEIHIN HSV-010は素早いピット作業でポジションを上げた。

24周目にレースは再開。翌周、広大は1台をオーバーテイクして3番手に浮上。さらに、前を走っていたマシンがペナルティのため後退し、KEIHIN HSV-010は2番手に上がった。

42周目、セーフティカーランの間に唯一ピットストップを行わずトップを走行していたマシンがピットに向かったが、その際に直後を走っていた広大のマシンの加速が一瞬鈍り、その間に3番手を走行していたマシンが先行する。しかし、雨が落ち始め滑りやすくなった路面状況になると、2番手の広大のラップタイムは速く、トップに0.5秒差まで詰め寄った。だが、レース終盤に雨は止み、KEIHIN HSV-010は2位でフィニッシュ。開幕園岡山以来となる今季2度目の表彰台に立った。

「予選結果はあまりよくありませんでしたが、セーフティカーランのタイミングでピットに入った際にチームが素晴らしい仕事をしてくれて、ポジションを上げることができました。勝てなかったことはとても悔しいですが、開幕戦以降これまで表彰台に上がれなかったことを思えば、満足できる結果です。残り2戦も全力で戦っていきたいと思います。もう2位は必要ありません。予選での速さをもっと磨き、さらに突き詰めた戦い方で優勝を狙います」