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フォーミュラ・ニッポン最終戦のレース2は8位。

2011.11.06

11月6日、午前中のレース1から約3時間半のインターバルをはさみ、フォーミュラ・ニッポン最終戦のレース2が行われた。午前中と同様に深い霧がサーキットを包み込み、さらに強い雨が降るなかでレースは始まった。

好スタートを切った広大は、予選2番手のマシンと並びながら1コーナーを駆け抜けていく。前に出ることはできなかったが、3番手のポジションをキープして走行する。しかし、わずかにジャンプスタートをしたと判断され、ドライブスルーペナルティを課されてしまった。

これで14番手まで順位を下げてしまった広大だが、コースに戻ると、ますます強くなる雨の中でも快調なペースで走行を重ね、着々とポジションを上げていく。すると10周目に前方でクラッシュが発生。セーフティカーがコースインする。

さらにセーフティカー先導して走行中に、多重クラッシュも発生し、レースは赤旗中断となった。この時点で10番手まで浮上していた広大は、レースが再開されるとオーバーテイクを連発し、入賞圏内の8番手に浮上する。さらに前方のマシンに迫っていくが、わずかに及ばず、そのまま8位でフィニッシュすることになった。レース後の広大は以下のようにコメントしている。

「スタートは狙っていたのですが、自分のミスであのような結果になってしまいました。赤旗でレースが中断し、再開した直後はすごくいいペースで走れていました。しかし7番手のマシンに追いついたあたりから、マシンのバランスがいまひとつとなってしまい、ペースを上げることができませんでした。今回は地元ということもあり、いい結果を残したかったのですが、すごく残念です。特に、この激しい雨の中で大変な思いをしながら最後まで応援してくれたファンの方には、自分の最高の走りを見せたかったのですが…。力を出し切れませんでした。でも来週も富士でJAFGPがあります。このままで終わるのは本当に悔しいので、今年最後のイベントで最高の走りをしたいと思います」