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ポール・トゥ・ウィンでフォーミュラ・ニッポン初優勝、ポイントリーダーに立つ。

2012.05.27

5月27日、大分県のオートポリスでフォーミュラ・ニッポン第3戦の決勝が行われた。

シリーズ唯一の九州開催となるオートポリスは快晴に恵まれて気温26度、路面温度50度のコンディションで始まった。

ポールシッターの広大は好スタートを決めてポジションをキープ。また、2番手にはチームメイトの伊沢選手が浮上して、DOCOMO TEAM DANDELION RACING(ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング)のワン・ツー体制に。前日の予選後、「思いっきりいく!」と話していた広大は、言葉どおり序盤からプッシュし続けてリードを広げた。

54周のレースは、15周目あたりからルーティンのピット作業を行うマシンが現れたが、広大はレース後半の39周目にピットストップ。チームも12.5秒の完璧なピット作業で広大を送り出した。

終盤に入っても広大の集中力は途切れることなく安定したラップタイムを刻み続け、ポール・トゥ・ウィンでフォーミュラ・ニッポン初優勝。11ポイントを加算した広大は、ドライバーズランキングでトップに浮上した。

「去年のオートポリスでもポールポジションを獲得できましたが、決勝では結果を出せずに悔しい思いをしました。だから今年は絶対に結果を出したいと思っていました。スタートは伊沢さんが上手なので前に行かれてしまうかなとも思っていましたが、うまくスタートを切れました。その後は少しでも前に行けるように全力でプッシュしました。

優勝するまで本当に時間がかかってしました。でも今回、ホンダさんに勝利をプレゼントすることができ、僕もうれしいです。また素晴らしいマシンを作ってくれたチームにも感謝したいです。そして最後まで応援してくれたファンの皆さんにも感謝したいです。これからもっと勝てるように全力で頑張ります。引き続き応援をお願いします」