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フォーミュラ・ニッポン第3戦富士は5位。

2011.07.17

7月17日、富士スピードウェイでフォーミュラ・ニッポン第3戦が行われた。

今大会は予選と決勝を同日に行うワンデー・イベント。土曜日は2回のフリー走行が設けられ、予選は日曜日の8時10分から始まった。広大は、今回もQ1、Q2をクリアして最終セッション(Q3)に進出。予選5番手につけた。

決勝は気温34度、路面温度50度のコンディションで14時40分にスタート。5番グリッドの広大は、オープニングラップで4番手にポジションアップした。

今回のレースは2回のタイヤ交換が義務づけられており、1周目終了時から早くもタイヤ交換を行うマシンが現れる。広大は14周目にピットに入り同時に給油も行う。上位陣が1回目のタイヤ交換を終えた時点で5番手につける広大は、レース中盤も安定したラップタイムを刻み続け26周目に再びピットイン。チームと広大は2回のピット作業をミスなくこなしたが、順位に変動はなく5位でチェッカーをうけた。

厳しいコンディションのなか、最後まで集中力を切らせることなく、ホンダ勢最上位でフィニッシュした広大は、次のようにコメントしている。

「チームも僕も、置かれた状況の中でベストを出せることができたと思います。ホンダ勢でトップという結果ですが、それに満足しているわけではありません。ただ内容は悪くなかったと思っています。自分としてはかなり攻めた走りができましたし、ピットストップもミスなくことなせました。レース序盤、もう少しいいペースで走ることができれば、最低限、表彰台を狙えたはずです。ガソリンを積んだ時のセットアップをもう少し煮詰める必要がありますね。それがきちんとできれば、次回のもてぎでは、トムスの連勝をストップさせることができると思っています。とにかく次のもてぎでは、ホンダ勢としての今シーズン初勝利を実現したいですね」