8月7日、ツインリンクもてぎでフォーミュラ・ニッポン第4戦の決勝が行われた。今回のレースは2回のタイヤ交換が義務づけられている。
3番グリッドの広大は抜群のスタートを決めて前2台の中央からトップに立とうとしたが、ポールポジションのマシンにラインを塞がれしてまう。それでも諦めず今度はマシンをアウトに振るが、1コーナーまでの距離が短くコース幅も狭いため行き場がなくポジションをキープしたままオープニングラップを終えた。
3番手の広大は20周終了時にピットに入る。給油とタイヤ交換作業をミスなく終えたが、コースに戻ると序盤に後ろを走っていた37号車に先行されてしまった。
全車1回目のピットストップを終え広大は4番手。その後、レース終盤にかけて各車2回目のピット作業を行ったが上位4台の位置関係は変わらず、広大は4位でフィニッシュした。
「すごくいいスタートを切れて2番手まで行けたのですが、1コーナーでJP(オリベイラ)にラインをふさがれる形になってしまいました。彼をアウトから抜けこうと思ったのですが、ちょっと無理でしたね。地元のもてぎでは最低限表彰台に上がりたいと思っていましたが、最初のピットストップで中嶋選手に前に行かれてしまいました。やはりガソリンを積んだときのセッティングをもう少し詰めていかないといけません。富士ともてぎは同じような展開のレースになってしまったので、鈴鹿を前にしっかりと問題を解決していくつもりです。鈴鹿はタイトル争いにおいても重要なレースになると自覚していますので、しっかりと準備して臨みたいです」