今週末の地元もてぎでフォーミュラ・ニッポン参戦3年目のシーズンが終わった。広大は第2戦オートポリスと最終戦もてぎでの表彰台を含む全レースで入賞を飾り、合計26.5ポイントを獲得。ドライバー部門でランキング4位となった。広大は今シーズンを振り返り、以下のように語っている。
「今シーズンのフォーミュラ・ニッポンでは自分なりに安定して速さを見せ、毎レースで上位で戦えることができたと思っています。特に予選では、第2戦のオートポリスではポールポジションを獲得しましたし、安定して上位のグリッドにつけることができました。ただ、その速さを決勝でも発揮することができませんでした。それが今年の課題だったと思います。でもチームを移籍して1年目で、過去2シーズンよりもレベルの高い戦いができたと自負しています。チームのスタッフも最後まで本当にいい仕事をしてくれました。でも、やはりレースは勝たなければなりません。来年のことはまだ何も決まっていませんが、またフォーミュラ・ニッポンで走るチャンスを与えていただければ、今年学んだことを生かし、もっといいレースをしたいと強く願っています。最後に、今回のもてぎで2011年シーズンの公式戦の全日程を終えましたが、僕を支えてくれたチーム、スポンサー、ファンの皆さんにあらためて感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございました」