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開幕戦は惜しくも7位に終わる。

2011.05.15

5月15日、快晴に恵まれた鈴鹿サーキットでフォーミュラ・ニッポン開幕戦の決勝が行われた。3番グリッドからレースに臨んだ広大は、スタート直後の1コーナーで他の選手と接触。それでもなんとかコーナーに踏みとどまり、3番手のポジションをキープする。

その後、広大は3番手のままで周回を重ね、13周目に最初のピットインを行う。しかし、ここで左フロントのタイヤを装着するのに手間取り、大きくタイムロス。数台のマシンの先行を許し、入賞圏外にポジションを落とすことになった。4位から9位までのドライバーは僅差の争いとなり、広大は7位でフィニッシュした。広大はレース後、以下のようにコメントしている。

「スタート直後に他の選手と接触しましたが、マシンに影響はありませんでした。ピットでの作業ミスは仕方のないことですが、結果としてピットのタイミングがよくなかったですし、決勝のペースが思うように上がらなかったことが大きかったですね。予選では何とか一発のタイムを出せるのですが、ガソリンを積んだ時のクルマのセッティングをまだ煮詰めきれていません。今年からタイヤが新しくなっていますし、オフシーズンにはガソリンを積んだ状態でのフィーリングを十分に確認できていなかったので、今後はマシンの性能をフルに引き出せるようにセッティングを詰めていくことが課題だと思っています」

「でも、この1週間、鈴鹿でかなり走り込み、クルマへの理解を深めると同時にチームのスタッフともコミュニケーションを深めることができました。チームとはすごくいい形で仕事をできています。今後は伊沢さんと協力しながらクルマの競争力をより高いレベルに引き上げていき、ふたりで優勝争いをし、チャンピオン争いができるようにしたいと思っています。次のオートポリス(6月4日〜5日)はチームが得意としているコースですので、いい結果を出せるようにベストを尽くします」