広大はSUPER GTに参戦しているドライバーたちとともに、この度の東北関東大震災の被災者の方々に対して自分たちが何をできるかと、地震が発生した直後から話し合いを行ってきました。
そんな時、広大の地元である栃木県の鹿沼市総合体育館に東北関東大震災で被災された方々およそ300名以上が避難されているという事実を知りました。そこで広大が発起人となり、道上龍選手、金石年弘選手、武藤英紀選手、伊沢拓也選手、中山友貴選手、山本尚貴選手のホンダドライバー7人で3月27日(日)に避難所である体育館を訪問しました。
まずは避難されている方々の状況確認と、途方に暮れているであろう子供たちのことが気になり、お菓子を持参して訪問。皆さんの気持ちが少しでも晴れればと、色々なレクリエーションを通じ、楽しい時間を共有しました。これを機会にプロスポーツ選手として様々な被災者支援を行っていきたいと考えています。
■塚越広大のコメント
「とにかく今回の大震災は、言葉では言い表せない大きな衝撃を受けました。地震のこと、津波のこと、原発のこと、それらの被害や、被災された方々のことを思うと日本人として何かしたいけれども、何をすればいいのか・・・と思っていたら、僕の地元の市営体育館に被災された方々が避難されて来ていることを知り、居ても立ってもいられず仲間に声をかけて行動しました。
とにかく被災された方々がどのような避難生活を送られているのか、また皆さんに元気を取り戻していただくにはどうすればよいのか、小さな事からしかできないと思いますが、一緒になって行動していきたいと思っています。僕たちも日本のモータースポーツの一翼を担うレーシングドライバーとして、社会的な責任は当然ありますし、他のスポーツ同様モータースポーツも、ファンの皆さんが応援してくれて初めて価値のあることだと思っています。
とにかく僕の地元に被災され方々が避難されて来たわけですし、すぐにできることからバックアップしていきたいと思っています。そして一緒に行動してくれたドライバー仲間達も同じ気持ちでいてくれています」