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フォーミュラ・ニッポン開幕戦の予選は7番手で終える。

2010.04.17

4月17日、2010年のフォーミュラ・ニッポン開幕戦が鈴鹿サーキットで行われた。「今シーズンはタイトル獲得を目指します」と語っていた広大は、路面の一部が濡れているという難しいコンディションとなった午前のフリー走行で4番手のタイムをマーク。そしてドライセッションとなった午後の予選では、Q1は5番手、Q2は2番手に入り、最終のQ3に進出する。

広大はQ3のアタックで、今回ポールポジションを獲得した小暮卓史選手に匹敵する速さでセクター1とセクター2をクリア。初のポールポジション獲得が期待されたが、スプーンの立ち上がりでスローダウン。コース脇にマシンをとめることになり、7番手から決勝に臨むことになった。広大は予選後、こうコメントしている。

「オフの間に、チームの皆さんが本当にいい形でクルマを作り上げてくれたので、すごく自信を持って開幕戦を迎えることができました。予選に入ったあとも、セッションを重ねるごとに路面がよくなってきたこともあり、クルマがどんどんいい方向になっていきました。ポールポジションを獲れるという自信はありました。最後のアタックでも、すごくいいフィーリングだったのですが、スプーンの立ち上がりでマシンの駆動系にトラブルが発生してしまいました。オフのテストでも、こんなトラブルはなかったのですが…。でも、こればっかりは仕方がありません。今回のトラブルはすぐに解決できますので、明日のレースにはまったく影響ありません。とにかく気持ちを切り替えて、決勝では思いっきり攻めたいと思います」