5月22日、スーパーGT第1戦の決勝が岡山県の岡山国際サーキットで行われた。
朝から豪雨に見舞われ、午前のフリー走行は中止されたが、お昼頃には天気は回復。14時スタートの決勝はドライコンディションで始まった。
前日の予選でポールポジションを獲得したKEIHIN HSV-010は金石選手がスタートドライバーを担当。トップを守りきって30周目にピットストップを行うが、翌周ピットに入った12号車の先行を許してしまう。
2番手に後退したKEIHIN HSV-010だったが、広大は他を圧倒するペースで追い上げてテール・トゥ・ノーズに持ち込んだ。しかし、45周目のヘアピンで12号車のインをついた際にハーフスピン状態で接触。両車ともスピンしてしまい、広大はドライブスルーペナルティを課せられた。
コースに戻った広大は4番手。ここからチェッカーまで再度ハードプッシュを繰り返し、3位でフィニッシュした。
レース後、広大は次のようにコメント。今季初の表彰台に笑顔はなかったが、最後は気持ちを切り替えて次戦での挽回を誓った。
「関係するみなさんに申し訳ない気持ちでいっぱいです。すべて自分のせいです。最悪なレースをしてしまいました。あのタイミングで無理をする必要はなかった。勝てたレースだったと思いますが、自分のミスで落としてしまいました。今回のことを反省して、次のレースで頑張ります」