11月11日〜12日、フランスのポールリカールで今シーズン最後のGP2の合同テストが行われ、広大がスペインのカンポス・チームのマシンをドライブしている。過去2回の走行ではトラスト・チーム・アーデンとピケ・スポーツからテストに参加し、十分な速さを見せた広大。今回のテストでも、印象的なパフォーマンスを発揮する。2日間のテストはともに雨が降ったりやんだりするという難しいコンディションとなったが、初日は総合3番手となる1分16秒072のベストタイムをマークする。2日目はコンディションが悪化し、ベストタイムは午前中の1分28秒697だったが、2日間で150周以上を走行している。GP2での3回目のテストを終えた広大は、「今回はかなり周回を重ねることができたので、いい経験となりました」と語っていた。
「今回のテストでは一時的に晴れたこともありますが、2日間とも基本的には雨でした。乗り始めた時は結構難しかったのですが、すぐに慣れてきました。この2日間でセットアップやタイヤの使い方など、いろいろなことを試すことができましたし、GP2のマシン自体にも完璧ではありませんが、かなり慣れました。本当にいい経験を積むことができました」
「今回のテストはタイムよりも、とにかく周回をこなすことを第一に考えていました。それに雨が降ったり止んだりするコンディションだったので、走行したタイミングやタイヤによってもタイムは大きく変わってきます。だからタイムについては何とも言えませんが、もっと速く走れたと思います。今年のGP2のテストはこれで最後なので、僕にとって走り納めですね。僕としては、来年、このマシンでレースをしたいと思っています」
「最後に僕は11月24日にツインリンクもてぎで開催されるEnjoy Honda