9月19日、スペインのカタルニア・サーキットでユーロF3の予選が開催された。木曜日の事前テストでは約80周にわたって走行を重ねた広大。金曜日午前のフリー走行では、1分7秒618で8番手のタイムをマークした。「すごくいい感じで走ることができました」と語っていた広大。しかし午後の予選セッションは不運に見舞われてしまった。最初のアタックでは、他のマシンに追突されてディフューザーにダメージを受けてしまう。その後のアタックでもタイムを伸ばすことができず、広大のベストタイムは1分7秒627。1位から27位までの選手が約1秒以内にひしめくという大接戦となったカタルニアの予選は、22番手から第1レースの決勝に臨むことになった。予選後の広大は以下のようにコメントしている。
「マシンのフィーリングはそんなに悪くなかったのですが、1セット目の時に追突されてしまい、2セット目の新品タイヤを装着した時のセッティングの方向性が外れてしまった。結果として、フリー走行までのいい流れを生かすことができませんでした」