12月2日〜4日、栃木県のツインリンクもてぎで行なわれたFN09メーカーテストに、広大が参加した。来年から導入されるフォーミュラ・ニッポンの新型シャシー、FN09をドライブするのは初めてだったにもかかわらず、広大は1分32秒353という3日間のテストの最速タイムをマーク。あらためて実力をアピールしている。広大はフォーミュラ・ニッポンの初テストを終え、以下のように語っている。
「フォーミュラ・ニッポンのマシンを乗るのは初めてでしたが、まずまずの走りができたと思います。今回のテストでは40周ぐらいを走ったと思いますが、フォーミュラ・ニッポンのマシンはコントロールしやすかったし、GPに比べて、タイヤの動きもわかりやすかったですね。パワーは、4リッターのエンジンを搭載するGP2のほうがあったと感じました。僕のイメージでは、(FN09は)F3を大きくしたような印象でしたし、パワフルなGP2で何度かテストしていたので、それなりに対応できたと思います。でも、まだタイムを詰めるところはたくさんありました。今年、レーシングカーをドライブするのはこれが最後だと思いますが、最速タイムをマークして、いい形で締めくくることができました。また今回、フォーミュラ・ニッポンをテストする機会を与えてくれたホンダさんには感謝しています」