9月18日、全日本F3選手権の第16戦がスポーツランド菅生で開催された。日曜日の決勝は、雨のためセーフティカーが先導し、スタートを迎えることになった。3周目でセーフティカーがコースを離れ、4周目にようやくレースが始まる。広大は前を走るトムスの大嶋和也に迫るが、前日同様に、なかなか前に出ることができない。結局、そのまま5位でフィニッシュした広大。第16戦を終了した時点での獲得ポイントは139で、ポイント・ランキング5位となっている。広大はレース後、こう語っている。
「菅生はドライとウェットのレースとなりましたが、2戦続けて、前のマシンを抜けそうで抜けないという、本当にもどかしい展開になってしまいました。今回のレースでは2戦ともにミスをすることなく、うまくまとめることができました。スタートも決して悪くなかった。ただ5位という結果には満足できませんからね。次のもてぎは今シーズンの最終戦になります。僕にできることは、2戦連続でポールポジションを獲得し、優勝をするだけ。スタートもうまく決めて、今年の集大成を見せたいと思います」