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「3位表彰台は想定以上の結果」

2018.08.08

gt180805001L.jpgスーパーGT第5戦富士で塚越広大と小暮選手のREAL RACINGは、予選でマシントラブルが発生し走行できませんでしたが、決勝では後方から追い上げて3位表彰台に立ちました。レース後のコメントです。

塚越広大「今回は、まさかの結果でしたね。予選でエンジンがかからずに出走できず、ほぼ最後尾からスタートすることになりましたので、正直、よくても5位ぐらいかなと思っていました。

レースが始まる前は、悪くても1ポイントは獲得することを目指していました。(富士の時点で)ウエイトハンデが50kgでしたので、1ポイントでも稼ぐことができれば、燃料リストリクターが適用され、ウエイトを下ろすことができます。少しでもマシンが軽い状態で次回の菅生を迎えたいと思っていましたので、狙い通りの結果となりました。

最初の2スティントは硬めのタイヤで走行したのですが、そこで無理なく着実に走行し、しっかりとポジションを上げることができたことが大きかったと思います。そのために最後のスティントで柔らかめのタイヤを履くことができ、レース終盤にペースアップすることができました。僕たちにとっては上位を走っていたマシンがリタイアしたことも結果的には表彰台獲得につながったと思いますが、後方からスタートして表彰台に狙えるところまでポジションアップできたのは、チームが長い決勝レースに向けて、しっかりとマシンをつくり、いい戦略を立ててくれたことが大きかったです。そしてピット作業も良かったです。

今回はドライバー、チーム、メカニックのみんなが与えられた状況の中で最高の仕事をして、最良の結果を出すことができました。それが何よりもうれしいです。チャンピオンシップのことを考えても、今回の3位表彰台は大きな意味があると思います」