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マカオGPの決勝は惜しくも2位。

2007.11.18

11月18日、現地時間の午後3時半からマカオGPの決勝レースが開催された。9番手からレースに臨んだ塚越広大は、好スタートを決めてオープニングラップで6位に浮上、その後も周回を重ねるごとにオーバーテイクを決めて3周目には4位まで浮上する。そのままのポジションで前をうかがうが、8周目に後続マシンにクラッシュが発生し、セーフティカーがコースインする。11周目にレースは再開され、ここで広大はマルコ・アスマーをオーバーテイク。3位に浮上する。さらに13周目にはトムスの大嶋和也も抜き、2位に順位を上げる。懸命に追い上げる広大だが、トップのO・ジャービズにあと一歩届かず、2位でフィニッシュしている。3位は大嶋和也、4位はマルコ・アスマーだった。

広大はレース後、「9位からポディウムは難しいと思っていましたが、マカオは何が起こるかわかりませんから、最後まで全力で走りました。スタートはそんなに悪くなかったのですが、オープニングラップをうまくまとめて、早いうちにポジションアップできたのが大きかったですね。リスタートで3位に上がったあと、前にいたのは全日本F3で勝てなかったトムスの2台でした。その借りを返そうと、攻めました。大嶋選手を抜いたあと、トップのジャービスも追いかけましたが、あとちょっとで追いつかなかった。予選レースのアクシデントに巻き込まれなかったら優勝のチャンスもあったと思うので、今にして思うと、それがすごく残念です。でも2位になれて本当にうれしいです。レースは楽しかったけど、疲れました!」と語っている。