News/ニュース

「有言実行で優勝できたのが何よりもうれしい」

2018.04.10

gt180408001k.jpg塚越広大と小暮卓史選手のKEIHIN NSX-GTはポール・トゥ・ウィンで2018スーパーGT開幕戦を制しました。KEIHIN REAL RACINGにとっても塚越広大にとってもスーパーGTの優勝は、現パートナーの小暮選手(当時ウイダー HSV-010)とファイナルラップまで争い、僅か0.025秒差でフィニッシュした2010年スポーツランドSUGO以来です。以下、レース後のコメントです。

塚越広大「土曜日の予選は、気温が低くかったうえに、僕の担当したQ2の開始前に雨が降ってくるという、予想外のコンディションとなりました。そのためタイヤをウォームアップするのが非常に難しい状況でした。そんな中でも小暮さんがいい走りでQ1を突破しました。

Q2ではタイヤの選択が難しかったですが、チームと金石監督がいい判断をしてくれたと思います。それでもアタックしている時はタイヤのウォームアップが難しく、必死でした。正直言って、最後のアタックをした時でも十分にタイヤに熱が入っていない状態でした。『ベストを尽くしたけど、ウォームアップが間に合わなかったかな』と思いながらアタックしていましたが、何とかトップタイムを出すことができました。チームの判断に感謝しています。

決勝も事前の予想よりも気温が低く、やはりタイヤのウォームアップが難しかったのですが、スタートを担当した小暮さんが見事にトップを守ってくれました。そこが今回のレースの大きなポイントだったと思います。その後、小暮さんは後続のマシンを引き離し、いいペースで周回を重ねていきました。もし後続の集団に飲み込まれてしまっていたら、レースの展開は大きく変わっていたと思います。

小暮さんがピットインし、ドライバー交代をしましたが、その時にチームが素晴らしいピット作業をしてくれました。コースに復帰すると、(タイヤ無交換作戦をとった)100号車が前にいましたが、スパっと抜くことができました。正直、タイヤのウォームアップは十分ではなかったのですが、大きなタイムロスすることなく100号車の前に出られたことが大きかったです。

ただ100号車を追い抜いた時にホイールが接触し、レース後に調べてみると、ホイールがひび割れており、いつスローパンクチャーしてもおかしくない状況でした。またレース終盤には、他のマシンのパーツがフロントグリルに突き刺さるというトラブルもありました。また後ろの100号車も迫ってきており、決して楽に勝てるという状況ではありませんでした。それでもドライバー、メカニック、エンジニアが完璧な仕事をしてくれ、新しいホンダのNSX-GTも応えてくれ、ポール・トゥ・ウインを飾ることができました。

KEIHIN REAL RACINGにとっても僕にとっても2010年のSUGO以来の優勝になりますので、喜びは大きいです。それに『タイトルを獲得するためには開幕戦で勝つことが大事』と語っていたので、有言実行で優勝できたのが何よりもうれしいですね。タイトル獲得に向けて最高のスタートが切れましたが、シーズンは始まったばかりです。やるべき課題もありますので、気を引き締めて、これからのレースに臨みたいと思います」

SUPER GT.net | SUPER GT OFFICIAL WEBSITE