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2009年6月アーカイブ

激しい雨が降る富士スピードウェイでフォーミュラ・ニッポン(FN)の第4戦が行われた。午後2時半にスタートしたレースはセイフティカー(SC)先導で始まった。3周目にSCがコースを離れると、広大はすぐに前を走る松田選手をオーバーテイク。4番手に浮上する。

雨は激しさを増すなか、広大はまずまずのペースで走行を続けたが、9周目の1コーナーでオーバーラン。6番手にポジションを落とす。その後、他のマシンがリタイアしたために、ひとつ順位を上げ5番手のポジションをキープしたまま走行を続けていたが、25周目に1台のマシンがコース上にストップ。ここで再びSCが導入された。

このタイミングで広大はピットイン。給油をしてコースに戻るが、ノーピット作戦の数台の先行を許してしまった。これで一時ポジションを落とした広大だが、残りの周回をしっかりと走りきり、6位でフィニッシュ。開幕戦から4戦連続の入賞を決めている。

「今日はいいレースができたと思います。SCがコースを離れたあとに、すぐ松田選手を追い抜くことができたし、ペースも決して悪くなかった。でも、前の選手と近づけば近づくほど、前がほとんど見えなくなってしまい、追い抜きを仕掛けることができませんでした。本当にタフなレースでしたが、きちんと入賞圏内で完走することができました。そういう意味では良かったし、次の鈴鹿につながるレースだったと思います」

6月27日、薄曇りの富士スピードウェイでフォーミュラ・ニッポン(FN)第4戦の予選が開催され、「クルマは走り始めから良かった」という広大は、今回も予選の第1セッション(Q1)と第2セッション(Q2)をそれぞれ5番手と6番手で突破。楽々と最終セッション(Q3)に進出する。

そしてQ3で1分26秒387というベストタイムをマークし、5番グリッドから決勝に臨むことになった。予選終了後の広大は、こう語っている。

「トップ3に入ることができなかったので、やっぱり悔しいです。でも今日の一日を振り返ってみると、マシンはセッションを重ねるごとに確実によくなっていきています。細かいことはいろいろありますが、チームも僕も大きなミスはなかったと思いますし、現状の中ではベストを尽くすことができていると感じています。ここ数戦を振り返ってみても、僕らのマシンは決勝のペースは決して悪くありませんので、明日のレースには自信を持っています。ここ数戦、スタートも決まっていますからね。もちろん優勝を狙いますが、最低限でも表彰台に上がれるようにしたいです」

セパンで開催されたスーパーGT選手権で初の表彰台に上った広大。「本当にいいレースができました」と笑顔で語る広大は、日本に帰国後はすぐに気持ちを切り替え、今週末のフォーミュラ・ニッポン(FN)第4戦に集中している。

「FN第3戦のもてぎ、そしてセパンのスーパーGTと、すごくいい流れで戦うことができています。僕自身、FNとGTのマシンにもようやく慣れてきました。今週末には富士でFNが開催されますが、そこでは初表彰台とはいわず、表彰台の中央を狙っていきます」

6月21日、マレーシアのセパン・サーキットでスーパーGT第4戦の決勝が行われた。11番手からスタートしたKEIHIN NSXは、金石選手がスタートドライバーを担当。レース序盤の混戦のなか、金石選手は安定したラップを重ね着実に順位を上げていく。そして、3番手走行中の33周目にピットインして広大が乗り込んだ。

6番手でコースに戻ったKEIHIN NSXは、他車のペナルティでひとつ順位が上がる。「セパンは初コース」と語っていた広大だったが、周回を重ねるごとにペースアップ。圧倒的なスピードを披露して先行するマシンに迫ると、40周目、45周目とオーバーテイクを繰り返し、表彰台圏内の3番手に浮上する。さらに攻め続けた広大は、48周目に2番手を走行するマシンに追いつくと最終コーナーでパス。2番手まで順位を上げた。

KEIHIN NSXはそのまま2位でチェッカーを受け、チームにとって今季初、自身にとってGT初の表彰台に上がっている。この結果、ドライバーズランキングで金石選手と広大は5位に浮上。また、チームランキングでもKEIHIN NSXは5位となり、後半戦に向けて弾みをつけた。

広大はレース後、「セパンは初めてのサーキットで、やはり暑さを心配していたのですが、思ったよりは暑くなかったようですね。僕自身、体力的にもまったく問題なかったです。レースに関しては、KEIHIN REAL RACINGのチームスタッフと(金石)年弘さんがいいマシンに仕上げてくれたおかげで、最後までいいペースで走きることができました。マシンのコントロール性、タイヤの磨耗状態もすごく良く、本当にどのコーナーでも思いっきり攻めた走りをすることができました。僕自身もNSX-GTのマシンにようやく慣れてきたように感じています。今回はドライバーとしてもいい走りができたと思います。次のレースでは優勝を目指してがんばりたいです」と語っている。

6月20日、マレーシアのセパン・サーキットでスーパーGT第4戦の予選が開催された。スコールに見舞われた午前のフリー走行から一転して、快晴のもとで予選セッションは現地時間14時15分にスタート。今回も金石選手が予選のタイムアタックを担当することになっており、広大は基準タイムをクリアすると、その後は金石選手が走行を行った。KEIHIN NSXのベストタイムは2分00秒529で、スーパーラップ進出圏内のトップ8に0.157秒届かず、予選11番手だった。広大の予選について以下のように語っている。

「セパンを走ったのは初めてだったのですが、高速コースもあって、すごく僕の好きなタイプのコースでした。初日のセッションはスコールもあって、予選までドライ状況でほとんど走ることができませんでしたが、マシンのフィーリングはすごく良かったです。今までも決して悪くはなかったのですが、コントロール性もいいし、タイヤの磨耗状態も良かった。決勝に期待できそうです」

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