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Q静岡県の岩崎広大13歳さんからの質問です。「広大さんの2010年を漢字一文字であらわずと、どんな字になりますか?」

かなり難しい質問ですね…うーん(しばし熟考)。そうですね、僕の中では“激”ですね。いいことと悪いことの差が激しかったことです。スーパーGTの菅生で優勝できましたが、2位を走っていてスピンしたりとか、いきなりぶつかったりとか、いろんな意味で激しいシーズンでした。

Q東京都のぴよこさんからの質問です。「レーサーになろうと決めたのは何歳の時ですか? それとモータースポーツの世界はとても危険で、激しいシート争いもあったりします。そんな厳しい世界に飛びこんでいこう、やっていこうとした決め手はなんですか?」

プロになりたいというきちんとした目標を立てたのは、小学校の5年生とか6年生でした。それからはずっとプロを目指して一生懸命にやっています。ただ僕自身、モータースポーツは危険とか、危ないという意識はありません。厳しい世界に飛び込むという覚悟のようなものもなかったですね。どちらかと言えば、カート時代から運転することが楽しくて、その延長線でここまで来たという感じです。

Q続いて愛知県のセナルトさんからの質問になりますが、これは助言を求めているようですね。「自分は鈴鹿サーキットを主にツーリングカーで走り込んでいますが、スピードへの恐怖心もあって、1コーナーへのアプローチで減速し過ぎたり、オーバースピードで突っ込んだりと、なかなか上手いアプローチができません。何かいいアドバイスをお願いします」

ブレーキングを詰めるというのはいちばんタイムを稼げるのですが、すごく難しいのです。僕の場合は、最初のうちは飛び込みを手前からにして、立ちあがり重視にしていくんです。立ち上がりを速くできたら、そのスピードをキープできるようにしながら、飛び込みをちょっとずつ詰めていくんです。たとえば最初は200メートルの看板、次は150メートルの看板とか、目標をきちんと決めて、それを確実にクリアしていく。いきなりブレーキで詰めようとするのは難しいので、そういう方向から入ったほうがいいと思いますよ。

Q東京都のさえさんからの質問です。「塚越選手のサインは何を表しているんでしょうか。また、いつ頃作られましたか? 初めてサインを求められたときのことは覚えていらっしゃいますか?」

僕のサインは広大の“広”という感じがベースになっています。ちゃんとしたサインができたのは、カートを卒業して、フォーミュラドリームに参戦していた2004年〜2005年ぐらいですね。でも初めてサインしたのはカートの時でしたね。その時のことはよく覚えていますよ。大人の方からサインを求められたのですが、当時はサインがなかったので、塚越広大と普通に漢字で書きました。すごく恥ずかしかったですね(笑)

Q神奈川県の中村匠都さんからの質問です。「歴代F1マシンで乗ってみたいベスト3を教えて下さい」

いちばんはやっぱり2010年のチャンピオンマシン、レッドブルのRB6ですね。2番目はアイルトン・セナがチャンピオンになったMP4/4とMP4/6ですね。3番目には、葉巻型のF1を挙げたいです。ホンダの1967年型のマシン、RA300はカッコいいですね。

Q愛知県のwachichiさんからの質問です。「暇な時間ができたら、誰と、どこで、何をしてみたいですか?」

やりたいことがいっぱいあるのですが、広大な自然を見に行きたいですね。そうなると、カナダとかアフリカがいいかもしれないですね。

Q三重県のtakeさんからの質問です。「5年後の自分は何をしていると思いますか?」

やっぱりF1でまだ活躍していないといけませんね。

Q愛知県のかおさんから、すごく興味深い質問が届いています。正直に答えてください。「フォーミュラ・ニッポン(FN)第3戦富士くらいから、とてもカッコよくなった気がするのですが、ステキな出会いがあったりしたのでしょうか?」

FNの富士といえば、7月ですよね。何かあったかな……? 特になかったような気がしますけど(苦笑)。少なくとも、素敵な出会いはなかったです。その頃は、夏に東京の自宅から伊豆まで自転車で行こうという目標があったので、毎日、自転車でトレーニングをしていました。それでシェイプされていたんだと思います。それ以外は、思いつかないですね。ホントですよ(笑)