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Q今回で「Koudai on Koudai」も5回目を数えました。よろしくお願いします。

今回で5回目ですか。月日が流れるのは早いですね。前回のインタビューから1年も経ったという感じがしません。今回も本音で答えさせていただきます(笑)。

Q最初に、いちばん多かった質問を行きます。神奈川県の山羽稔さんを始め、たくさんの方から同じ質問が届いています。シーズン終了後のFNテストにチーム・ダンディライアンから参加して、ロイック・デュバル選手のマシンで連日トップタイムを記録しましたが、「広大選手がシーズン中、乗っていた10号車と何が違うのでしょうか?」。あるいは「具体的にどんな違いがあったのですか?」という質問が届いています。

やっぱり、この質問ですか(笑)。いきなり難しい質問ですね。FNマシンはセッティングひとつでクルマは大きく変わりますし、10号車(HFDP)と1号車(ダンディライアン)にはそれぞれ長所と短所があります。タイムがいいからといって、一概にすべて1号車がいいというわけではありません。ただロイックのマシンはすごく乗りやすかったですね。パっと乗った印象で、すごく自分に合っているように感じました。

Q次は栃木県の羽場篤嗣さんなど、多数のファンからの質問です。「2010年のベストレースとワーストレースを教えて下さい」

ベストレースはやっぱり優勝したスーパーGTの第5戦菅生です。ワーストレースというか、ワーストイベントは2つですね。スーパーGT第2戦の岡山と、フォーミュラ・ニッポンの第5戦の菅生です。両イベントともにクラッシュをしてしまいましたから(苦笑)。

Q神奈川県のscp10userさんからの質問です。「予選でも決勝でも構いませんが、2010年で最高のLAPは?」

やっぱりスーパーGTの第5戦菅生の最終ラップですね。

Qその菅生の最終ラップについて、大阪府のMuuuuさんや神奈川県のあつぽーさんなどから質問が届いています。「あのファイナルラップの最終コーナーからチェッカーまでの気持ちを教えてください」

小暮さんがGT300のマシンを避けるために右にそれました。本来であれば、あんな形でスペースが空くところではなかったので、僕はスペースが空いた瞬間に「そこしかない!」と思いました。そこから先は、もう全開で最後までドライブしていました。正直、抜けるかどうかわからなかったので、無我夢中で走っていたという感じです。

Q静岡県の岩崎広大13歳の父からの質問です。「ファンにとってクライマックスはSUGO戦ファイナルラップでしたが、広大選手が個人的に『あの走りはよかった!』というレースはありますか?」

レースとしてはFNの第2戦もてぎですね。雨という難しいコンディションだったので、コースアウトするマシンが続出しましたが、そんな中で表彰台に上がることができました。1位のマシンとはややタイム差がありましたが、あの状況ではベストを尽くすことができましたし、すごく価値あるレースだったと思います。

Q三重県のりある親子さんからの質問です。「アンダーステアが好みの塚越選手とオーバーステアが好みの年弘選手がスーパーGTで同じマシンに乗っていますが、どっちに合わせてセッティングするんですか?」

基本は年弘さんメインでセッティングします。それで年弘さんが僕のことを考えてくれて、いろいろ調整してくれています。

Q栃木県のブリードさんからの質問です。「オーバルを走ってみたいと思いますか? FNでもオーバルを使ったレースが実現することを望んでいますか?」

どうですかね…? 乗ってみたいなという気持ちはありますけど、オーバルといえば壁ですよね(笑)。ちょっと怖いですが、機会があったら走ってみたいと思います。