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レーシングドライバーにとってヘルメットは自身の安全を守ると同時に、サーキットでのアイコンにもなります。それだけにドライバーの多くは、ヘルメットをとても大切にしていますし、安全性はもちろん、視認性や快適性などの細部の仕様やデザインにも強いこだわりを持っています。

「ヘルメットはドライバーにとっては顔のようなものです。それにアクシデントがあった時に自分の命を守ってくれるものですから、ヘルメットはすごく大事にしています」と語るように、広大もヘルメットにこだわりを持つひとりです。

「僕はヘルメットにキズをつけるのもイヤですし、落としたりしたら縁起も悪いですしね。実際、ヘルメットを落とした時のレースは良くないんです。そういうこともあるので、ヘルメットは特に大事にしています。正直、サーキットでヘルメットを丁寧に扱っていない人を見ると、カチンと来ますね(笑)。ヘルメットを地面や汚れたフロアの上に置いたり、腰掛けるなんて、とんでもないですよ!」

ヘルメット写真=村上庄吾