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──ユーロF3にデビューして、すでに6イベント(12戦)が終了しました。これまで2位表彰台に2回上がり、合計16ポイントを獲得。ランキングは11位となっています。この成績をどう自己評価していますか?

「前半戦のうちに優勝という結果は欲しかったので、そういう意味では不本意と言わざるを得ません。それにマシントラブルがあったりして、難しいレースが何回もあったのは事実です。でもシーズンの早い段階(第2ラウンドのムジェロ)で表彰台に上がれましたので、流れとしては決して悪くありませんでした。チームの雰囲気も良くなって、僕のことをすごくサポートしてくれることになったので、そういう意味では悪くないのですが・・・あと一歩ですね。とにかく優勝がほしいです」

──日本で戦っていた時に比べてマシントラブルが多いのが気になりましたが?

「あらためて振り返ってみると、確かに信じられないトラブルが多かったですが、これは誰が悪いということではありません。僕自身もアクシデントに巻き込まれた場面も多かった。とにかく後半戦はチームにマシントラブルがないようにしてもらって、ドライバーの僕は少しでも多く優勝して、ポイントも獲得したいです。やっぱり前半戦は取りこぼしが多かったのは反省点のひとつです。速い時は速いけど、ダメな時は全然ダメというパターンが多かった。安定感がなかったですよね。これからのレースでは悪い時でも確実にポイントを重ねていかなければならないと思っています。あと8月10日にゾルダー(ベルギー)で開催されるマスターズF3で勝ちたいです。このイベントはマカオGPと同じ一発勝負なので、ここで勝って、アピールしたいと思います」