Race Report/レースレポート

2019 SUPER FORMULA

Round.02AUTOPOLIS

2019年スーパーフォーミュラ第2戦

開催日:2019年5月18日、19日 / 参加台数:20台 / 会場:オートポリス(大分県)

この度、オートポリスでの第2戦からスーパーフォーミュラに復帰することになりました。リアルレーシング始め、多くの関係者の方に感謝しています。しかしながら、オフのテストからのマシンの理解度は十分ではないため、少しでも多くの時間を走行しデータを集めることが大切です。金曜日の専有走行から積極的に周回を重ねました。もちろん、スーパーフォーミュラ復帰に向けて準備していたので、体力などの問題はまったくありませんでした。

Qualifying/予選

予選:9位

天候:雨

土曜から天候が荒れ、雨、風がとても強くなりました。午前中のフリー走行は悪天候と走行中の赤旗などでほとんど走ることができず、午後の予選も雨量が多く中止となりました。日曜日の朝に予選が行われたのですが、雨の量が多く、セッションが始まってすぐにクラッシュが発生し赤旗で中断するというのが繰り返されました。結局3度の赤旗が提示され、本格的にアタックすることもなく予選が終わり、その時のタイムで9番手という消化不良なセッションとなりました。

Final/決勝

決勝:15位

天候:曇り

レース前の8分間の走行は路面が半乾きの状態で始まり、ドライのレースセットを確認しました。 決勝は54周で行われ、スタートはソフトタイヤを選択しました。スタートがうまくいき、1コーナーで2台抜くことができましたが、ウォームアップが十分でなく競り合いのなか順位が変わっていきました。 3周目にスピン車両回収のためセーフティカーが入り、このタイミングでピットに入りタイヤ交換と給油を行い、ミディアムタイヤで最後まで走りきることになりました。7周目にリスタートされたのですが、ミディアムタイヤよりもソフトタイヤの方が優勢でポジションを守ることがかなわず、徐々に後退していきました。また、ソフトタイヤで合わせたセッティングがミディアムでは今ひとつ合わず、アンダーステアのマシンでドライビングを工夫しながらの走行になりました。 その後はレースが荒れることなくチェッカーまで走りきり、15位で復帰戦を終えました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回のレースは天候が荒れたことで走行時間が通常よりもさらに短くなってしまい、復帰戦としては苦しい週末でした。データが少ない分セッティングの変更量もわからず、的確なセットアップができませんでした。 しかし、各セッション、レースを走り切ったことで次戦への明るい材料を得ることができたと思います。このカテゴリーで走るチャンスを与えてくれたことへの感謝の気持ちを走りだけでなく結果でしっかりと示していかなければならないと感じています。復帰をサポートしていただいた方に恩返しするために全力で今後のレースに取り組みます。