Race Report/レースレポート

2018 SUPER FORMULA

Round.04FUJI SPEEDWAY

2018年スーパーフォーミュラ第4戦

開催日:2018年7月7日、8日 / 参加台数:19台 / 会場:富士スピードウェイ(静岡県)

第4戦は静岡県の富士スピードウェイで行われました。金曜日の専有走行は天候が不安定でレインコンディションでの走行になりました。しかし徐々に路面が乾き、コンディションの変化が大きく、セッティングを進めるのは難しい状況でした。それでも最後のアタックではタイミングもよかったこともあり、トップタイムで終わることができました。土曜朝のフリー走行は完全なレインコンディションで行われ、マシンセットを試すことができました。

Qualifying/予選

予選:5位(Q1:15位/Q2:5位/Q3:5位)

天候:雨

予選はノックアウト方式で、3つのセッション(Q1、Q2、Q3)で構成され、Q1の上位14台がQ2へ、Q2の上位8台がQ3へと進むことができます。

迎えたQ1は20分間で行われました。雨が今にも降りそうな状況で、早い段階でのアタックをする必要がありました。まずはユーズドタイヤでコースインし、1回目のアタックを行いました。その後、いったんピットに戻り、ニュータイヤで2回目のアタックに入りましたが、雨が降ってきてしまいました。思うようにタイムアタックできませんでしたが、14番手でQ1を通過することができました。

Q2の開始までに雨は止みましたが、路面がどれぐらい濡れているのがわかりませんでした。ひとまずドライのソフトタイヤでコースインし、タイムアタックした結果、5番手でQ3に進出することができました。

Q3では再び雨が降りそうな状況だったので、チームの判断によりQ2で使用した熱の入ったタイヤでコースインしました。しかし、すぐに雨が降ってきてしまい、急いでピットに戻ることになりました。レインタイヤに交換し、コースに戻りました。2周アタックすることができ、5番手で今回の予選を終えました。

Final/決勝

決勝:13位

天候:晴れ

日曜日のフリー走行と、レース前の8分間でマシンセットを確認しました。ドライコンディションでしっかり走ることができましたが、セット変更でのマシンバランスを合わせるには時間が足りませんでした。今回のレースは55周で行われ、ミディアムタイヤでスタートに臨みました。

スタートしポジション争いをしながら100Rまでいきましたが、他車を避けたマシンが自分の存在に気づかず接触。その影響でポジションを下げただけでなく、右フロントウィングに少しダメージを負ってしまいました。あまり大きな影響はなかったと思いますが、マシンのバランスがアンダーステアとなってしまい、ペースをあげることができませんでした。そのため11周目にピットに入りソフトタイヤでコースに戻りました。しかし、マシンのバランスは変わらず、少しずつポジションを下げてしまいました。途中1つポジションを上げ、さらに終盤にストップした車両もあり、13位でレースを終えました。

Koudai's Voice/塚越広大コメント

今回の富士ではウェットコンディションでは速さを見せることができましたが、ドライとなったレースでは苦しい展開になってしまいました。結果を残すことはできませんでしたが、次戦のもてぎに向けてセッティングのヒントになることをつかむことができましたので、パフォーマンスアップできるようにチームとともにしっかりと準備します。