Race Report/レースレポート

2014 SUPER GT

Round.08TWINRING MOTEGI

2014年スーパーGT第8戦

開催日:2014年11月15日、16日 / 参加台数:15台(GT500クラス) / 会場:ツインリンクもてぎ(栃木県)

2014年シーズンのスーパーGT最終戦となる第8戦はツインリンクもてぎで行われました。金曜日に走行があり、予選に向けてマシンの調整をしましたが、思うようにセッティングを進めていくことができませんでした。特にフロントのグリップがうまく得られませんでした。その症状は土曜日のフリー走行でも改善せず、そのまま予選に臨みました。

予選

予選:8位

天候:晴れ

今回はQ1を担当することになりました。フロントグリップを確保するためのセットを施し、Q2に進めるように集中しました。Q1は15分間のセッションでしたが、最初の数分間はピットで待機し、路面状況が良くなるタイミングでコースに入りました。しかし、すぐに赤旗となりピットに戻りました。

残り7分となり、再開と同時にコースインし、1周タイヤのウォームアップを行いアタックに入りました。マシンの状況が良くなっていましたが、フルブレーキ時にまだマシンを信じきれなかったため、90度コーナーでタイムロスしてしまいました。それでもトップと約0.15秒差で6番手となり、Q2進出を決めました。金曜日の走り初めを考えるとマシンが良くなっていることがわかりました。迎えたQ2で年弘さんがアタックを担当し、決勝8番手グリッドを獲得しました。

決勝

決勝:15位

天候:晴れ

日曜日の朝に行われたフリー走行で決勝に向けてのセッティングを確認しました。ここでも、フロントタイヤのグリップを出すための作業を行いました。

今回のレース距離は250キロで通常よりも短く、53周で行われました。スタートを担当した年弘さんは、スタート直後の1コーナーで2台を抜き、1台がスピンしたので5番手で1周目を終えました。4番手の36号車よりもペースが良く、抜くのは時間の問題でした。そして、8周目の4番手に浮上し、これから前を追い上げようとした矢先の9周目、1コーナーでブレーキトラブルが発生してしまいました。急きょピットインし、メカニックの迅速な作業でトラブルを修復。コースに戻ることができましたが、すでにトップから5周遅れとなってしまいました。27周目にピットに入りドライバー交代を行いました。

その後、レースを最後まで走り切り、結局、15位でゴールし、今シーズンすべてのレースが終わりました。週末の中でセッティングを調整した結果、タイムは安定して速かっただけにトラブルが本当に悔やまれます。

広大コメント

最終戦でしっかり結果を残して終わりたかったのですが、トラブルが出てしまいました。この週末は決して順調とは言える状況ではなく、マシンのセッティングに悩まされました。しかし、金曜日の走り始めから決勝までにマシンはどんどん良くなりました。この力はとても重要だと思います。しかし、結果を残さなければなりません。今年の反省をしっかり来季に活かせるように努力していきます。

最後に今シーズンもたくさんの応援ありがとうございました。2015年も引き続きよろしくお願いします。