Race Report/レースレポート

2013年スーパーフォーミュラ第3戦

2013年7月13〜14日
参加台数19台
富士スピードウェイ(静岡県)

第3戦が静岡県の富士スピードウェイで行われました。前回のオートポリスのデータを分析し、今回のレースに向けて大きくマシンのセッティングを変更し臨みました。フリー走行は各チームでタイヤの状況が違いましたが、今シーズンで最良の走り始めとなりました。マシンの方向性は間違っていないと判断し、さらに調整し予選に臨みました。

予選

予選:11位

天候:晴れ

ノックダウン予選が始まりました。フリー走行からマシンのレベルを上げられるようにセッティングをしてQ1に臨みました。7月でしたが涼しい中での予選だったために1周目は思うようにタイヤが温まりませんでしたが、2周目にはきちんと温めることができ、Q2に進出することができました。Q1のマシンバランスから微調整をして臨んだQ2はタイヤの温め方に気をつけながらコースインしました。2周目のアタックでベストタイムを出し、さらに3周目のアタックを試みましたが、セクター2を過ぎたあたりでガソリンがなくなってしまいスローダウン。そこまでベストを更新していたので、悔しい結果となってしまいました。

決勝

決勝:9位

天候:晴れ

朝のフリー走行で、予選からセッティングを変更したマシンのフィーリングを確認しました。その後で、レースと同量のガソリンを給油し、レース用セッティングの確認を行いました。レース用セッティングの基本バランスはよかったので、さらにレベルを上げられるようにセッティングを変更し、決勝に臨みました。

今回のレースは55周で行われました。スタートはうまくいき、10番手のマシンの横に並ぶことができたのですが、アウト側のポジション取りとなってしまい、スペースがなく1コーナーを過ぎた時には1つポジションを落としてしまいました。直後クラッシュが発生し、セーフティーカーが入りました。
5周目に再スタートし、この時点で11番手でした。ペナルティーで1台がピットに入ったことと、8周目の最終コーナーで7号車を抜いたことにより、9番手にポジションを上げていました。ペースが悪くなかったので早めのピットインを行い、周りに他のマシンがいないフリーの場所でタイムを稼ぐ作戦を遂行するために14周目にピットイン。作業を行い、コースに戻りました。

ピットアウト後のペースは悪くなく、20周目に32号車を抜いたのですが、この際に追突されてしまいました。この接触が原因で電気系にトラブルを抱えてしまい、シフトダウンがしにくくなってしまいました。なんとか少しでもタイムを稼げるようにプッシュしましたが、最終的に9位でレースを終えることになりました。

広大コメント

前回のレースからのセット変更は正しい方向へ行っていると思います。他車とのタイム差は確実に詰まっています。しかし周りも進化していますので、この方向でマシンの改善を進めて、他よりも大きく進化できるように、チーム一丸となって次回のもてぎに臨みます。