Race Report/レースレポート

2013年スーパーGT第3戦

2013年6月15〜16日
GT500クラス参加台数15台
セパン・サーキット(マレーシア)

第3戦はマレーシアのセパン・サーキットで開催され、フリー走行でマシンセットとタイヤ選択を行いました。ただ、この時点では思うようなマシンバランスに仕上げることができず、走行後にセッティングを見直し、予選に臨みました。

予選

予選:10位

天候:晴れ

今回はノックアウト方式が採用され上位8台がQ2に進出することができます。今回、Q1は年弘さんが担当し、僕がQ2を担当でした。開始早々からアタックし上位を狙っていきましたが、僅差で10番手タイムとなってしまいました。その結果、決勝のスターティンググリッドは10番手が確定しました。

決勝

決勝:5位

天候:晴れ

予選後のミーティングでマシンの方向性を再度話し合いました。そのセッティングを朝のフリー走行で試し、決勝に向け調整しました。決勝は54周で行われ、年弘さんがスタートドライバーを担当しました。

スタートから大きな混乱はなく10番手で1周目をクリアし、順調にトップからつながる集団の中でレースが進んで行きました。そして15周を過ぎたあたりから、このままミディアムタイヤで走行するペースよりも、早めにピットインをしてハードタイヤでプッシュした方がポジションを上げられる可能性が高いとチームが判断し、500クラスの中で1番最初の20周目にピットに入りました。ドライバー交代、タイヤ交換、給油と迅速な作業でコースに14番手でコースに復帰しました。

ハードタイヤでのアウトラップで他車に遅れをとらないようにプッシュしました。そのおかげで全車がピット作業を終えた時点で5番手までポジションを上げることができました。しかしマシンのオーバーステアをうまく乗りこなすことができず、レース中盤に一時6番手にポジションを落としてしまいました。

残り15周ごろからマシンのバランスが良くなり始め、ペースを上げることができ、4番手争いとの差を徐々に詰めていきました。最終ラップの他車のアクシデントで1つポジションを上げることができ、最終的に5位でチェッカーを受けましたが、自力で追い上げきれなかったことが悔やまれます。

広大コメント

今回は走り始めから苦戦してしまいました。決勝ではチームの作戦でポジションを大きく上げることができましたが、自力でポジションを上げたかったです。レース終盤、非常にペースが良かったことが、今後にもつながると思うので、その要因をしっかりとチームとともに研究し、次回に向けて準備します。