Race Report/レースレポート

2012年フォーミュラ・ニッポン第3戦

2012年月5月26〜27日
参加台数17台
オートポリス

2012年シーズンの第3戦が大分県のオートポリスで行われました。今年に入って路面改修が行われたため、昨年よりもタイムアップが予想されました。朝のフリー走行で好感触を得ることができ、予選に向けてさらにセットアップをして臨みました。

予選

予選:1位(ノックアウト方式)

天候:晴れ

Q1/1位、Q2/1位、Q3/1位

今回の予選はノックアウト方式で行われました。Q1は20分間で行われ、朝のフリー走行から変更したセットを確認するためにユーズドタイヤでコースインしました。セット変更が成功し、時間ギリギリまでセッティングを詰めました。そして最後にニュータイヤでアタックに入り、Q1をトップタイムでクリアしました。続くQ2はセッティングを変更せずに臨みました。ニュータイヤで1回のアタックに集中しました。Q2もトップタイムでクリアすることができましたが、路面状況が変わってきたため、Q3はセッティングを変更し、最後のアタックに備えました。Q3も1周目にアタックし、1分28秒523のベストタイムをマーク。自身2回目のポールポジションをコースレコードとともに獲得しました。

決勝

決勝:優勝

天候:晴れ

朝のフリー走行で少しでもデータを取れるように時間いっぱい走行し、決勝に向けて準備していきました。決勝は54周で行われました。

スタートをうまく決め、トップのまま1コーナーをクリアすることができました。その後は序盤に多くのマージンを稼げるようにプッシュしました。2番手と4〜5秒差でレースが進んでいき、ミスがあればすぐに追い付かれてしまうという状況でした。

15周あたりからピットインを済ませるドライバーがいましたが、ガソリンが軽くなるにつれてタイムアップしていたので、ギリギリまでピットインのタイミングを遅らせる作戦になっていきました。ミスをしないように注意しながらも全力で走り続け、ピットのタイミングを39周目まで延ばすことができました。

ピットに入りタイヤ交換と給油を行いました。チームは12.5秒という迅速な作業でコースに送り出してくれました。コースイン直後は先にピット作業を済ませた40号車に一時4秒差まで詰 められましたが、そこから再びプッシュして差を広げました。2番手とのギャップが5秒〜6秒差の中、後半も緊迫した走行が続きましたが、最後まで気を緩めず走行しました。結局、54周のレースで1度もトップを譲ることなく、フォーミュラ・ニッポン初優勝を飾ることができました。

広大コメント

今回の優勝をホンダさん、チーム、スポンサー、ファンの皆さんにプレゼントすることができ、本当にうれしく思うと同時に、これまで僕を支えてくれた皆さんに本当に感謝しています。今回の初優勝を機に、さらに活躍できるように、これまで以上に努力していきます。引き続き、応援をよろしくお願いします。