Race Report/レースレポート

2011年スーパーGT第7戦

2011年10月1〜2日
GT500クラス参加台数15台
オートポリス

今回の第7戦は大分県にあるオートポリスでレースが行われました。これまでシリーズ獲得1ポイントに対し2kgのハンディウエイトを搭載していましたが、今回のイベントでは獲得ポイントに対し1kgハンディウエイトを搭載しレースが行われました。2年ぶりのオートポリスでしたが、予選前のフリー走行では順調にセッティングを煮詰めていくことができました。

予選

予選:3位

天候:曇り

予選はスーパーラップ方式が採用され、アタックドライバーを務めることになりました。予選1回目では最初に年弘さんが基準タイムクリアのためコースインし、タイムをクリアしたところで交代しました。そして最後の500専有の時間でスーパーラップに進出するためのアタックに行きました。フリー走行よりもマシンのバランスは良くなり、3番手タイムを出すことができました。

走行後に、どのタイヤでアタックするのかをチームと相談し、決勝レースを考え固めのタイヤでアタックすることを決めました。そしてスーパーラップでは8番目にアタックに入りました。ここまで、最初の方にアタックしていた8号車のタイムを誰も上回ることができていませんでした。

自分の走行時間になり、アタックまでにタイヤを良く温めました。固めのタイヤを選んでいましたが、タイヤの温まりは問題ありませんでした。アタックに入り、1コーナーをうまく抜けることができました。マシンバランスは少しアンダーステアでしたが、自分でコントロールしながら思い切りアタックすることができました。その結果、この時点でのトップタイムを出すことができました。しかし、このあとの2台が自分のタイムを上回ったため、決勝は3番手からのスタートとなりました。

決勝

決勝:6位

天候:曇り

日曜日のフリー走行でレースに向けたマシンのセットアップにつとめました。タイヤに厳しいサーキットなので、速いタイムをキープできるようにセッティングを進めていきました。

そして、いよいよ250キロ・54周のレースを迎えました。スタートしてポジションをキープしたまま年弘さんが順調に周回を重ねていきましたが、タイヤの状況が厳しくなってしまったため、予定よりも早い21周目にピットイン。ドライバー交代をしました。コースに戻り、最初はペースが良かったのですが、周回を重ねるにつれてリアのグリップ感がなくなってしまい、思うようにペースを上げることができませんでした。自分なりにいろいろな走り方を試し、少しでもペースが上がるようにトライをしたのですが、改善することができませんでした。

そんな状況でレース後半を迎え、後ろから追い上げてきた38号車と24号車を抑えることができず、7番手まで後退してしまいました。最後に1台が止まったため、レースは6位でフィニッシュすることになりました。

広大コメント

今回のレースは非常に厳しい、我慢のレースをなってしまいました。予選では自分の力を発揮することができましたが、決勝はコンディションにうまく合わせることができませんでした。それでもレース中に行ったトライが今後のレースに生きるともいます。

次回最終戦は、地元栃木県ツインリンクもてぎでのレースになります。チャンピオンの可能性はなくなってしまいましたが、最後に勝ってシーズンを締めくくれるように、ベストを尽くします。