Race Report/レースレポート

2011年スーパーGT第6戦

2011年9月10〜11日
GT500クラス参加台数15台
富士スピードウェイ

今回の第6戦は富士スピードウェイでレースが行われました。前回の鈴鹿で12位に終わり、ポイントを獲得することができなかったので、チャンピオンシップを考えると、このレースでなるべく上位でフィニッシュし、少しでも多くのポイントを獲得することがとても大事でした。

予選

予選:10位

天候:曇り

今回の予選はスーパーラップ方式が採用されました。今回スーパーラップのアタックドライバーは年弘さんだったため、最初300クラスとの混走時に105%タイムをクリアするためコースインしました。マシンのフィーリングも良く、最初のアタックを終えた時点で2番手タイムを出すことができました。ピットに戻り、その後、年弘さんがタイムアタックを行いました。その結果、7番手でスーパーラップ進出を決めました。そのあとに行われたスーパーラップでは10番手のポジションを獲得しました。

決勝

決勝:3位

天候:曇り

日曜日のフリー走行は、直前に雨が降り始め、レインコンディションの中で走行することになりました。ウェットタイヤと決勝に向けてセッティングの確認をしました。しかし、スタート前にはドライコンディションになり、55周(250キロ)の決勝レースを迎えました。

スタート直後から年弘さんが順調に周回を重ねていきました。当初は、レース半分くらいまで年弘さんが走る予定でしたが、前を走る集団のペースが遅かったので、早めにピットインをして、クリアな場所でタイムを稼ぎ、ポジションを上げる作戦に変更しました。21周目にドライバー交代をしてコースに戻りました。この作戦が功を奏し、6番手までポジションを上げることができました。

5番手を走る1号車よりもペースが良かったので、抜くチャンスをうかがっていました。そして37周目に1コーナーの立ち上がりから続いたバトルを制し、5番手にポジションをあげました。さらに40周目のプリウスコーナーで36号車を抜き4番手に浮上しました。

ここから12号車との3番手争いが始まり、隙をうかがいながら走りました。47周目の1コーナーでインに入りましたが、ブレーキロックさせてしまいクロスラインで抜き返されてしまいました。その後もセクター3でも抜こうと試みましたが、インに入ることができませんでした。53周目の1コーナーで再度インに入ろうとした時、ブレーキしてから12号車がラインを変えてきたため接触。オーバーランしてしまい。差が広がってしまいました。

最終ラップにもう一度追い付くことができましたが、黄旗区間だったので仕掛けることができませんでした。しかし、この黄旗は2番手を走っていたマシンがスピンしたことによるものだったため、1つポジションが上がり、最終的には3位でチェッカーを受けました。

広大コメント

今回は自分のスティントでもポジションを上げることができ、3位表彰台を獲得することができました。12号車との競り合いは、今シーズンの岡山ラウンドでもありましたが、その時は自分のミスで接触という結果になってしまったので、その経験を生かし走行しました。結果的に追い抜くことはできませんでしたが、このレースでも多く学ぶことができました。この経験を生かし、さらに速く、強くなれるようにします。そして、残り2レースでもいい結果が残せるようベストを尽くします。