Race Report/レースレポート

2011年フォーミュラ・ニッポン第1戦

2011年月5月14〜15日
参加台数16台
鈴鹿サーキット

フォーミュラ・ニッポン(FN)の開幕戦が三重県の鈴鹿サーキットで行われました。今回はレースウィークに合同テストが行われ、マシンの習熟につとめました。ドライ、ウェットと異なるコンディションでの走行ができ、できる限り周回を重ねました。その結果、コンディションが不安定ながらも合同テストのトップタイムを出すことができました。そして、予選に臨みました。

予選

予選:3位(Q1/4位、Q2/4位、Q3/3位)

天候:晴れ

今シーズンのFN は、予選はすべてノックダウン方式が採用されています。最初に20分間のQ1が行われ、朝のフリー走行からセッティングを変えていたので、マシンの感触を確かめるために早めにコースインしました。そして、残り時間が7分を過ぎた頃、NEWタイヤでのアタックへ行きました。ここで4番手でQ1をクリアしました。

続くQ2は開始直前に雨が降り始めたため、セッション開始と同時にコースイン。雨脚が強くなる前にタイムを出そうとしました。最終的にQ3に進出することが前提だったため、無理をしてコースアウトなどをしないように気をつけながらアタックしました。雨はすぐ止みQ2を4番手タイムでクリアしました。

最後のQ3は予定通りギリギリまでピットで待機し、残り約3分でコースイン。1回のアタックにかけました。デグナーカーブで少しブレーキのタイミングが早くなってしまいましたが、最終的に3番手のポジションを獲得することになりました。

決勝

決勝:7位

天候:晴れ

日曜日の朝に行われたフリー走行でガソリンを積んだ状態のフィーリングを確かめました。しかし、思うようなフィーリングをつかむことができず、フリー走行が終わってからもエンジニアと話を続け、マシンを少しでも改善できるようにスタート直前までセット変更を試みました。

午後に入り、ついに220kmの開幕戦が始まりました。シグナルが消えレースがスタート。ポールポジションを獲得した16号車よりもスタートが良く、イン側にマシンを寄せて行きました。そして16号車と並走しながら1コーナー、2コーナーに入って行きました。ポジションを守ろうとギリギリまでブレーキのタイミングを遅らせたのですが、このままだと接触すると思い引きましたが、軽く接触してしまいました。この接触でダメージはなく3番手で1周目を終え、前を走る2台を追いかけました。

しかしペースをあげることができず、少しずつ差が開いてしまい、後方のマシンも常に後ろにいる状態でレースが進んで行きました。そして3番手走行中の13周目にタイヤ交換義務を果たすためピットイン。少し作業に時間がかかりポジションを落としてしまいました。さらに自分よりも先にピットインしたマシンの先行を許してしまい、全車ピットインが終わった時点で7番手にポジションを下げました。6番手のマシンにオーバーテイクスイッチを使いながら抜こうとしましたが、チャンスを作ることができず、7位で開幕戦を終えました。

広大コメント

チームを移籍して最初のレースではたくさんの課題が見えてきました。しかし前向きに捉え、次戦のオートポリスでは開幕戦の課題をクリアし、結果を残せるように準備します。